野生の鳥類の観察を続けていると、人間（ヒト）の暮らしかたが、よく見えることに気付きました。鳥類もヒトも、この〝宇宙船地球号〟の同じ乗組員であるからでしょう。また共に、生態系の上部に位置する「高次消費者」でもあります。

鳥類は、毎日でも出会うことの出来る野生生物界の代表者とも言えます。 野生の鳥類を観察することによって、人間（ヒト）の暮らし方、生き方を、多方面から、柔軟な視点で、楽しみながら観て行こうという試みです。