雪の皿ヶ嶺歩き 2005/2/5(土)快晴・2℃〜4℃
好天微風、動物たちの足跡に会いました

〔愛媛県上浮穴郡久万高原町東明神樅ノ木〕

雪の上を歩きたくて出かけました。天気が良くて、登りでは汗がいっぱい出ました。
姿は見えませんでしたが動物たちの沢山の足跡に出会いました。
出発時間遅く、雪も深し、時間不足で1,062mの独立標高点までとしました。

← 「山歩き・里山歩き」メニューへ    ←「山行一覧」へ

久万高原町樅ノ木(もみのき)
から登りはじめます。
この道標は、登山者のことをし
っかり考えて作られ、意味がよく
わかります。
このあと出て来るものは、
「不合格」のような気がします。
樅ノ木の集落。
歩き始めがなんと正午。
サイレンが鳴ってます。
林の中で現れたのは
スノーボール。
ある種のパンを思い出させます。
いろんな形がありまして、
薔薇の花を思わせるようなもの
もあります。
気温は2℃くらい。
登りでは暑いこと、
1枚脱いで調整。
さっそくのお出迎えは、
キツネさん。
しばらくして出会った
この左の道標、どう思われますか?
「皿ヶ嶺登山口」が左の方角に
あるように思われます。
まだ帰るつもりはありませんから、
登山口へ戻るわけには参りません、
と解釈するのは誤り。
「ここが登山口」という意味のようです。
右の道標で、誰かが「補足」してく
れています。これは分かりやすい。
むしろ、このような単純なテープ
の方が、登山者を誤らせない
ようです。
皮肉なことです。
すぐ右側にも、このようにつけて
ありました。
スノーボールの団体さん。
コロコロと楽しそうなこと・・・
この登山道は、
徹底して杉や檜の造林地の中
です。
ヤマドリさんの足跡が現れました。
これはどなたの粗相、いや
正当な「なさりよう」でしょう。
イノシシさんの落とし物です。
現在、草食性であることを示して
います。ポッキリ、ポッキリですから。
梅干しなどよりは、ずっと
大きいですよ。
その食事の痕です。
盛大なほじくりよう・・・・
あちこちに沢山ありました。
氷結した谷川を渡るとき、氷が
割れて落ち込みそう・・・・
そこで、
イノシシさんの渡ったところが安全
と考えました。
さて、また出ましたこの立派な
道標、右へ行けば、出発点へ
帰ってしまいそうです。
実は、頂上へ向かう標なのです。
林道脇の各所にあります。
「皿ヶ嶺登山道」とするか、
せめて「登山道入口」くらいに
してほしいものです。
積雪は20cmから5、60cmくらいで
しょうか。かなり足が潜ります。
どんどん歩けば楽しそうな、
疎林の斜面が向こう側に見えます。
正午から1時間45分歩いて、
13時45分。
ここで遅いお昼ご飯。

(1,062mの独立標高点で)
皿ヶ嶺山頂(1,282m)が見えますが、まだまだ遠い・・・
この足跡、どなたのものか、
まだ調べておりません。





(2月7日調べてみましたが・・)
         ↓
         ↓
指が5つのところから、テンではないかと思いますが確信は持てません。
(2月7日調べ、『野外探検大図鑑』小学館1993)
こちらはキツネさんです。
やっと出ました、ウサギさん。
今回は、特に少なかったですね。
右から、ウサギさん、
キツネさん、
そして人間さん、の踏み跡。
このように引きずったような
歩き方をなさるのは、
どなたです・・・?
ヤマドリさんの向こうのものは、
これもよく分かりません。
ちょっと謎めいたもの・・・
(エジプトなどへ留学してたのでは
ないでしょうね・・・???)
この表示の・・・
裏側は、こんなことになって
おります。
15時30分、
樅ノ木へ帰着。
入口の林道表示、
3.6kmとは、相当な長さです。
くれぐれも、山へ入るときは、
火の用心です。

← 「山歩き・里山歩き」メニューへ    ←「山行一覧」へ

inserted by FC2 system