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   ササユリの皿ヶ嶺、避暑山行   
2006/7/15 (土) 晴
下界、松山市はこの日34.7℃とか、山上は20℃。沢山の笹百合に出会いました。

〔愛媛県東温市・上浮穴郡久万高原町〕
↑ヒマラヤの青い芥子(けし)、今年も咲いてます。
              ↑
十薬(じゅうやく)の群落
満開です。

←葉っぱが葉っぱを食べて
いるような変な葉っぱがあ
りました。
例のミズナラ(水楢)の大木の下を。 遠く松山市街方面。 紅いギンバイソウ(銀盃草)にヤマアジサイ(山紫陽花)。
←オオルリ(大瑠璃)の巣を
ヒナごと密猟した跡。
『鳥獣の保護及び狩猟の
適正化に関する法律』第八
十三条により、一年以下の
懲役又は百万円以下の罰
金です。
ガマズミの実が育ち始めていました。標高約1100mの龍神平に到着。気温20℃。ヤマアジサイ(山紫陽花)も盛り。
土曜日です。龍神平には30名ほどの登山客。お犬様は山の動物に病原菌をうつします。御遠慮願いたいところ。
←コバノギボウシ
(小葉擬宝珠)

ミズチドリ(水千鳥)→


笹枯れのあと、新しく
笹が再生。
その明るさのせいで、
種々の花々が背丈を
伸ばしていました。


←ハンカイソウ
アザミ(薊)
には、ハナ
アブ(花虻)
やヒョウモン
チョウ(豹紋
蝶)たち。
しばらくは、減ってしまった
のかと思っていたササユリ、
意外に次々と現れました。

ほのかな香りを、微風に
載せて送ってきます。
一つの花に、3人(?)も
寄って、仲のいいこと・・・。
ヤマツツジ(山躑躅)は
満開直前。ブナの林に
点々と咲いています。


←いつも、すごい名前だと
思いますが、その木は
いたって平凡、ブナの
葉っぱを大きく丸くした
ようなものです。

「ヨグソミネバリ」は別名
のようで、正しくは
アズサ(梓)というようです。
建築材、器具材となります。
ベンチのところに忘れられた鍵が架けてありました。今年新装なった、水の元のそうめん流し会場。繁盛しています。
家族連れも多く、さすが土曜日。この子は苺のかき氷、「いっただきま〜す」。 山中に縁日のような派手やかさ・・・
梅雨の中休みの暑さです。
鳥たちは少ないものでした。
誕生したばかりや巣立したヒナたちの
世話に大童(おおわらわ)なのでしょう。

カッコウ、ホトトギス、アオゲラ、
キビタキ、ウグイス、コガラ、ヒガラ、
ミソサザイ、ホオジロ、くらいでした。

エゾハルゼミは賑やかに
「ミョーキン、ミョーキン」と歌い、
ヒグラシも鳴いていました。

体長5cmもあるかと思うほどの
特大のスズメバチが
体に突き当たるようにやって来たのには
肝を冷やしました。
kuwabara-kuwabara
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