昔≠フ匂いのする山里
〔愛媛県松山市J町・Y町〕 2007/2/16(金) 摂氏10度、微風、晴のち曇。
市街中心部・愛媛県庁から直線距離で10km、車で約30分、Jバス停から歩き始めます。
15年ほど前までは、春3月、小学生を含む30人くらいで探鳥会を行っていた山里です。



紅梅が咲き始めていました。

お地蔵さん、こんにちは。


杉、檜の植林地は比較的少なく、雑木林と畑など。    小さな清流に沿って、「四国のみち」が続きます。
六地蔵さん、
新しい建物でゆったり。


お城のような石垣の上は
ビニールハウス。
足長蜂の巣が落ちていました 藪椿も道の真ん中に 頭上にはヤマガラ(山雀)
筵(むしろ)を広げて、農作物を天日干しする庭、綺麗に整頓されています。
別棟にある風呂場、いまは炊き口も塞がれ、使われていません。風呂炊きは煙が目に染みたものです。
畑の斜面は、きれいに
刈り込まれています。

すぐそばには、
朽ち果てて
役目を終えた一棟。
 ↑
この道標(みちしるべ)は、
どうにも読み取れません。

1996年11月16日に越えた峠を
目指しました。しかしすぐに
道は藪の中、通過困難でした。

10年で、山道はすっかり
消えてしまっていました。
道端のお地蔵さんは、
昔の道標です。




「・・・丁」とあるようなのですが、
これも読み取り困難。
ハシブトガラス(嘴太烏)が、
すぐ近くでのんびり「カァ〜」。

軽四がやっとの道ですが、
下部の広い部分には
立派な放置車両1台。
1月9日付「警告書」がペタリ。

5ヶ月間の猶予が
あるのですね。
番犬・忠公、ワ〜ンワン 無住の雰囲気 背戸の筧(かけひ)のごとく・・
ドアミラーに、おそらくセキレイの
仕業でしょう。たたんで置くか
何かカバーを掛ければ防げます
ものを。現役の車です。
ミラーに映る身分の姿を
侵入者と間違えるためです。

峠越えをあきらめ、出発点に
還ってきました。
白梅、ちらほら。

バスは一日に6便、約2時間間隔。
結構、便利のようです。
不思議だったのは、イノシシ(猪)さんの狼藉が見られなかったこと。造林地が少ないせい・・・・?
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