霧の銅山越と旧別子銅山跡 
愛媛県新居浜市別子山日浦 2006/10/25(水)  曇・霧  
天気予報は好天、しかし稜線はほとんど霧の中、気温8℃で風あり、寒し。
高い場所で落石防御の工事中
50分間の通行止めにかかり、ここから歩くことに。往復で約30分のコースタイムロス、仕方なし。
荷物を牛車で運んだ
轍(わだち)の跡が、
緑泥片岩に深く刻まれ
残っています。   →


住友林業の研修生たち
45名に出会いました。
昨日から筏津に宿泊、
かつての、別子の山の
遺跡を訪ねて勉強との
こと。           
それぞれの遺跡には、写真入りで説明板が建っています。数十箇所あります。
小学校跡の石垣と
階段、今でも立派
 なもの。         


いい鉱脈を見つけ
歓喜したという
「歓喜坑」入り口。

県内有数の
優れた自然の
見られる地域で
特別区域に
指定されています。

← アカモノ
       
危ない場所もありま
すが、安全な架橋など
がなされています。

ただ、登山道の多くは
石畳。濡れているとき
は特に歩きにくいです。
ノギク、フデリンドウ、
アキノキリンソウなど。


小足谷(こあしたに)
には紅葉を浮べた
深淵もところどころに。
 雨雲が流れ・          
峠の無縁仏の祠も
また深い霧の中、
そして風の中。
つかの間の霧の晴れ間、新居浜市街を見る。 雲の切れ間から陽射しが漏れ来るときも・・・
御代島と新居浜港。 市街地真ん中の尻無川。15倍望遠で。
霧が切れても
雨雲に頭を押さえら
れたような天気。
「行楽日和です」と
言ったのは、どこの
予報士・・・?寒いぞな
もし。
銅山越1294m、旧別子山村日浦の
登山口からゆっくり歩いて、約2時間。
登山道と道標はしっかりしていますが、
石畳が多く、転倒に気をつける必要があります。
上部では、登山道途中で引き返したカメラマン1人と、
峠で、2人の「茸(きのこ)採り」に出会ったのみ。
茸の季節からほんの少しでも外れると「毒茸さえ
生えとらん、見事なもんじゃ」とのこと。
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