穏やかなり、朝のひととき
淡路野、十二月
松山市畑寺   2006/12/25(月)  晴
「淡路野」とは、淡路ケ峠(あわじがとう)標高274mの麓に広がる里山一帯。勝手に名付けたものです。
秋と冬との間(あわい)をたゆたっている風景 朝日も風も立ち止まったようで
「春に咲く菜の花が、もう咲いてしまって・・・」という農婦は、蜜柑を一つ手渡してくれました。

頬白(ほおじろ)1羽、地面で餌拾い
紅葉の遅れた今年、農婦によれば、去年はほとんど来なかったカラスが、今年はよく来るのだとか。
柿が、やたらと実っています。
人も採らなければ、
鳥たちもまだ、
知らんぷり。
田んぼ、あちこち 農業用溜池健在 焚き火の匂い
振り向けば、S大学のチャペル 立派な屋敷は垣を巡らせます。 傾斜した冬の陽射し。
道後のホテルたち、
互いに背伸びして
います。

年の暮れ。


はるか遠くでは、
今も、
砲声と銃撃の音。
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