夏の終わり、秋の始まり―城川町土居
←戻る (2003年9月5日の記録です)
稲の穂も頭を垂れ始め、山里の夏も終わりを告げる頃、あちこちに秋の気配を感じる里山の一部を歩きました。細やかな観察ではなく、散歩を兼ねた約1時間ほどの、のんびりとした風物鑑賞です。
祓川(はらいがわ)トンネルが開通するまでは、 古市方面からのバスが道路のカーブを曲がった とき、まず目に入って来る土居の盆地の風景で した。 |
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目玉を、やや“望遠”にすれば、このような 集落の風景・・・ |
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農作業の煙、風の穏やかな午後の ひととき。 |
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乳熟期を過ぎた稲の穂が、実りの秋を 迎えようとしています。 里芋の茎は、さらなる背伸びを目論んで います。 |
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「池敷地代寄附者 一金壱百五拾円 ○○○」 と土手に表示された小さな池。 |
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その傍に立つ「木小屋」 農作業用の道具や、 材料などをしまっておく、 風通しのいい倉庫の一種。 |
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大きな蔵も、年を重ねて古びて行く ばかり・・・ |
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這い上がった蔦も、これが 限界、と言っているようだ。 |
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柿の実が、そろそろと 色づき始め・・・ |
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手入れの行き届いた畑地は、 ようやく灼熱の陽差しから 解放されようとしています。 |
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鶏頭の花、これからが出番。 |
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栗のイガも、秋の到来を待つばかり。 | |
ラッキョウの花なのかな・・・? | |
道のべに、百日紅の花? | |
「御田祭り(おんだまつり)」(最近は 「どろんこ祭り」と呼ばれる)が行われる 三嶋神社の杉の木立と、 向こうは「せいねん山」 |
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長い間、そして今も働き続けている 蔵、かつては白壁。 |
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呉野々(くれのの)方面を見る。。 | |
報恩寺(ほうおんじ)の屋根なり。 | |
里山の向こうに、学校の裏山が見える。 その向こう斜面には、 「一禿げ」「二禿げ」「三禿げ」が、 あるはず。 |
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草は繁り・・ | |
雲は流れ・・ | |
犬子草(エノコログサ別名ネコジャラシ) 群がり・・ |
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村人は去りぬ、 | |
留守居(?)の二人の笑顔は変わらず、 | |
時は流れ行く・・・・。 | |
振り返れば、街村の風景。 | |
盆地は、実りの秋に・・ | |
百日紅(さるすべり)、咲き始め、 | |
小道から望む、本通りの家も静か。 | |
向こう岸に、初秋の風。 | |
静かなリ、本通り。 | |
午後の陽差しも、穏やか。 | |
昭和初期の、木製の「求人広告」が、 張り出されていた痕。 誰かが「保管」したらしい・・・・? |
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圃場整備のなされた田圃は、 昔のままではないが、 「地産地消」のさらなる発展が、 望まれる。 |
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稲木の保管場所か。 | |
かつて繁盛した、 商店の現在。 |
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ひっそりと静かな午後の メインストリート、 「宮田」・「中町」、奥は「田中」、 それぞれの「区」。 |
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旧家の立派な建物も残るが・・ | |
いまや、朽ち果てるを待つのみか・・・ | |
我が「埴生の宿」、 (但し2004年7月、取り壊しました)。 |
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そこからの眺め。 | |
鎮まれる午後・・・。 |
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