晩夏、川内町の山の辺散歩
2004年8月21日午前、秋の訪れも近いころ、散歩に出てみました。
特別に、変わった物事に出会ったわけではありません。「平穏」はなによりです。
振り返ってみれば、 左、塩ヶ森、 右、番駄ヶ森605m、 向こうの平らな峰は、 皿ヶ嶺(さらがみね) 1282m です。 |
|
山のほうへ向かって歩き始め。 赤い屋根の農家が正面、 いつもの朝がやって来ました。 |
|
稲穂も、こうべを垂れ始め、 秋近し・・・ 。 |
|
朝の光は、まぶしく |
|
赤土の壁にも柔らかです。 | |
蔵の壁の光・・ | |
夏の名残のような雲も。 | |
「アニマル・キラー」という イノシシ避けの装置。 雨ざらしでないところは、 よく考えられました。 |
|
ノゲシ(野芥子)の花も、まだ咲いています。 | |
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡) が実を付けました。 |
|
この、4弁のピンクの花は 初めて見ました。 |
|
よく出会う花、と思うのですが、 トウバナ(塔花)でしょうか、 自信ありません。 |
|
ゆっくりと歩いて谷の奥へ向かいます。 汗ばむ気配を覚えながら・・ |
|
秋の実りが近付いています。 | |
「現代の案山子」が クルリ・キラリ・クルクルリン・・ |
|
里山にも少なくなってきた 「木小屋」と呼ばれる 資材置き場 |
|
ゲンノショウコ(現の証拠)が 咲き始め、 |
|
道の辺には、 「コボコボコボ・・・」と 勢いよく水が流れて います。 |
|
ツユクサ(露草)は、 水の流れの傍に。 |
|
ハギ(萩)の花も、 咲き初め、 |
|
エノコログサ(犬子草)は、 すっかり伸びきった様子。 |
|
ジョロウグモ(女郎蜘蛛)は、 獲物待ち。 |
|
カボチャ(南瓜)は、 ゴロリと昼寝中・・・ |
|
川の流れからは かなり遠いと思われるのに、 セッカ(雪加)が、 「ヒッ・ヒッ・ヒッ・ヒッ」 と空に舞っていました。 稲田を葦原と見做している のでしょうか・・・? (山は番駄ヶ森) |
|
ヒメジョオン(姫女苑)の 花盛り。 |
|
ノゲシ(野芥子)も水辺で 涼しげ・・・ |
|
遠く、古き墓があり、 | |
燻し銀の瓦の光る、 立派なお家がありました。 |
|
陰翳礼賛(いんえいらいさん)・・・ | |
座っている人も、 | |
只者ではありません。 | |
しっかりと、整列なさってます。 | |
花壇も造ってあり・・・ | |
どこかで見たような・・・・ | |
井内谷の奥、奥善神山のあたりに 雲が湧き・・ |
|
夏の名残。 | |
出発点に帰り、 今一度、赤い屋根の農家の 佇まいを見る ・・今日の里山散歩の終わり。 |
|
← 「山歩き・里歩き」のメニューページへ |