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陣ヶ森、風穴
−ヒマラヤの青いケシなど−

2013/05/26(日) 12:40〜16:00 晴〔愛媛県上浮穴郡久万高原町・東温市〕
気温18℃から20℃、ときどき強風で寒いくらい。松山市は最高30℃とか。

陣ヶ森中継所の
保守用林道から
振り返る皿ヶ嶺1270.5m

← 風穴(かざあな)の
“ヒマラヤの青いケシ”
メコノプシス・グランディス
Meconopsis grandis

標高約4000mより上部で
見られるという。

12時40分
中継所向こうの
陣ヶ森1206.9mを目指して
標高約1000mから
歩き始め。


尾根道もありますが、
今日は安全安楽で 眺めのいい
保守用林道から登ります。
車は入れません、ということは
歩行者専用道路なり、


NTTドコモ中継所前に到着、
13時25分。 

中継所をぐるりと
回って山道へ。

左右どちらも通れるようにして
あるのは、誠にありがたし。
谷側よりも山側の
安全なほうを選ぶ。


道標もしっかり、
山道の整備は
これも完全。
やはり
「さくら山行会」?
← 40年以上も前の道標も
まだ頑張ってます。

13時35分
陣ヶ森山頂1206.9m着。

三角点の石標が数年前から
2つ出来た珍しい山頂。
「三角点」とあるこちらが
正式か
1207mと略してはいけません。
三角点のあるところは
小数点以下まで表記します。
仮に1207m丁度なら
1207.0mとするのが正しい。
国土地理院の地図で三角点があるかないかはこれで判断します。
「写真移動可」と書いて
あります。
その意味が
分からない

アマチュア業務用中継局
「JA5WC」
いいコールサインです。
仮に建物が大きかったら
知らない人は間違えるかも。
入り口はありませんぞ。
冬季と違って
葉っぱが茂っていて
眺めがやや不良。

雪のある頃も
いい山頂です。
中継塔から、ときどき
落下する氷の音に
驚くこともあります。
頭上で、ヒガラが囀りを止めません。そのほか出会った鳥は、カッコウ、ホトトギス、
オオルリ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、ミソサザイ。
この頂上近くにも、ついに外来種ソウシチョウがやって来ました。大声で囀ります。
ヒガラは危機感を持って囀り続けていたのかも知れません。
14時30分
下り始め。
いい尾根道です。

上林トンネルの
入り口も見えます。

眺めが良くて
気持ちいいです。




南方向、大川嶺など、四国カルスト方面の眺め。
久万高原町下畑野川を
見る。




← 木造校舎で有名な
  畑野川小学校が
見えます。
一本だけあった
綿毛一杯の木、
なんと言ったっけ。



登山口のトンネル南口
帰着は15時20分。
のんびりと
50分間の下り。

車で移動して
風穴に到着。
10分足らず。

新しい掲示板が
建っていた。
休憩所と氷室の穴を
上部から見る。
動きが速くて
なかなか写させてくれない
ミソサザイ。

毎年、この風穴で営巣。


まだ早いと思っていたのに
氷室の外縁のところに
一輪だけ咲いていました。
ラッキー!!

誰も居ないと思っていたら
ガラパンの女性が
来ていました。
これでは涼し過ぎるでしょう?
メコノプシス・グランディスは
20年以上ここで
育てられてきた。

6〜7月に沢山の花が
開きます。

昔と比べると
やや小型になった
ような気がしますが、
よくここまで
増やされたものです。


タンポポは
外来種だった。
湧水のあたりまで
下ってくると
なんと、
最近珍しい風景。

国産材の採算が
取れるようになったら
嬉しいですが。
皿ヶ嶺を振り返る。左端が上林トンネル標高約1000mあたり。


質問、ご意見など、お寄せください
 

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