阿歌古谷小山の小春日和
〔愛媛県東温市山之内木地〕

2004年12月17日、重信川の上流部の支流の一つ阿歌古谷(あかごだに)に入ってみました。ちょうど河川工事の最中で谷の奥への通行が禁止されていましたので、左岸の小さな山に登りました。標高600m程度まで急斜面の造林用の道をたどります。山の持ち主は山火事、ゴミの不法投棄、事故のことなどが心配のようです。特に山火事は重大な被害をもたらします。どの山域でも最も気をつけるべきことでしょう。僅かな距離ですが、暖かな冬のひととき、伸びやかな空の眺めなどを楽しみました。

ドライブ案内
国道11号線東温市横河原の「新横河原橋」信号から県道152号寺尾重信線を北へ、重信川に沿って山之内方面へ。約20分で山之内木地「酒だる村」。「酒だる村」への橋を渡って阿歌古谷の林道へ。すぐに河川工事中の現場に着く。その手前あたりに駐車するとよい。松山市中心部から山之内木地までは25km足らず、40分程度。なお、伊予鉄バスが横河原駅前などから、平日は6往復、日祝土は2往復運行している。

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山の斜面 萱の原斜面 冬枯れの梢 酒だる村遠望 空の雲と紅葉の木
冬枯れの谷の
斜面を見なが
ら歩き始め。
萱の斜面も
最近は少なく
なりました。
やがて来る
霧氷の季節を
思わせる梢。
高度をかせぐ。
「酒だる村」が
見えて来る。
秋の名残、
紅葉の向こう
流れる雲。
尾根の連なり 小枝を空に伸ばした木 飛行機雲の空 絹雲の群れ 空に浮かぶ雲
東三方ヶ森に
つらなる
尾根が続く。
櫟の木か、
梢を
天空へ・・・・
飛行機雲
いま
右から左へ。
絹雲
次々と
来る。
弁当を開き、
空を
眺める。
谷の暗さと萱の原 明るい萱の原を行く 冬の木々と萱原 小山の斜面 日本中、殆どの
山が私有地、
というのは、
遊びに行きに
くいですねぇ
深い
谷に向かって
下る。
日差しが、
詩的な風を
運び・・・
冬の陰影、
端正な
草木。
登って来た
小さな山を
振り返る。
環境税を払う
ようになれば、
違いますかナ?

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