| 7月2日朝、この写真の被写体 I 本人から電話あり。 「たけしちゃんが撮ってくれた写真が新聞に載っとるんで、見てくれや」 この部屋は覚えているが、またここで撮った他の写真は手持ちがあるが、 このショットには記憶がない。しかしあの頃、この下宿へ出入りしていたのは 小生くらいか。「ヤシカフレックス」という箱のような写真機を彼は覚えていた。 |
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| 松山東高校1年生頃である。道後のM民生委員の離れは、当時としては恵まれた下宿部屋だった。 深夜0時前、NHKラジオ第2放送の「高校講座」が終わると、北持田から彼の下宿へ出かける。 同じ放送を聴き終わった彼が待つ。道後温泉本館へ。入浴後決まって本館前の「ふたば食堂」で 一杯12円の素うどんを食べる。1時過ぎにそれぞれねぐらへ帰って就寝。そんな毎日だった。 高校卒業後、彼は小樽市の繊維卸問屋へ就職。貯金して東京へ出る、銀座や汐留貨物駅などで アルバイトしながら中央大学夜間部通学、途中で昼間法学部へ。卒業後幾つかの会社の社員を経て、 自分の会社「ハウスメイト」を設立。子どもの時から有名な“ガキ大将”だった。いま思えば、相当な 努力家だったのだ。最近会ったのは2013年1月12日。詳しくは⇒「旧友と、ふるさとを訪ねる」。 懐かしきかな、ということで互いに年を取ったなり。 |
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